ただの日常

とりとめのないただの日常の吐露

勝手に見た夢で勝手に傷つく

夢。

今日は友人が出てきていた。

何故か2人で小さな箱のアイドルのライブに行っていて、

対バン形式だった為か、ステージが2つあったからか、丁度シンデレラ発掘、みたいな若い私服のアイドルの卵の子たちが公開オーディションを受けていた。

友人は見にきたアイドルよりもそっちの方が気になるみたいだった。

特になにもなく結果発表を迎えようとした時、彼女の携帯にメールが来る。『私を買わないで』

私にはなんの意味もわからなかったが、彼女は焦ってステージの方に視線を移し目的のものが見つからないと思うと走って外へ出て行った。

この時、さっきのオーディションに、私の知らない彼女の友達がいるのだとようやく気づいた。

普段こんなに焦ることのない彼女の様子から見て、アイドルの卵の友達さんは自殺でもするんじゃないかという勢いだった。

結局。彼女の勘違いで、なんなら友達さんはグランプリを受賞するのですが。

夢の中の私は、

私は。

いつも助けを求めているのに、こんなに本気になってくれたことのない友人の態度を見て勝手に傷つくのでした。

「わたしってその程度だったのかあ」

知ってたことの再確認、夢の中で何度も死ぬ私。

勝手に見た夢で勝手に傷ついて。

彼女のせいで傷ついたけど彼女はなんにも悪くなくて…

夢は、ほとんど現実と変わらない影響力を持っているらしいとどこかで聞いた。

幸せな夢だけ見ていたい。

ずっと。