死にたくなった
生まれつきか、運命か。
酷い境遇で生まれてしまってもなお頑張る人、人生に希望を見出せる人、そんな人たちを見ると死にたくなるんだ。
久しぶりな死にたいという重い感情、鮮明な感覚。
昨日今日のことだってまともに出来やしなかったのに
この先だって何がしたくて生きるとか、希望とかそんなものどこにも無いのに。
何で生きてるんだろう
周りの人は皆、人生を諦めてないと言っていた。
人生に希望を見出していると言っていた。
ぼんやりと死ぬ気もないくせに、死にだけ向かっているのは私だけだった。
わからなかった。
私だけ身体は異常なほど健康だったし、家庭環境だって1番恵まれていた。
どうしてだろう。
どうしてこんな人間が1番、出来損ないなんだろう。
どうしてこんな人間が1番、死にたがっているのだろう。
きっと何もかもが健全なのにおかしい人間の研究が進んでなくて、現代の科学ではちゃんとした説明がつかないだけだと信じて、
私自身のパーソナリティがただ壊滅的なだけだと信じたくなくて
過ごすしかないのだ。
どうしてだって私は自殺ができない。
勇気も、自殺に足る理由も。
錠剤一粒で死ねる世の中ならとっくに死んでるんだ。
ストゼロを備蓄しておいてよかった
狂って、寝てしまおう。